2012年03月12日

理系人気企業の博士採用2013

2013年の就職活動も本番を迎えていることでしょう。
遅ればせながら、就職四季報2013年版を手元に、理系人気企業トップ10の博士採用動向についてまとめておきます。


1位. 明治グループ
博士の初任給:記載なし。
コメント:基礎研究もやってるみたいですが。あまり新しいことやっていないのかもしれません。


2位. 旭化成グループ
博士の初任給:29万260円 (修士:25万70円)


3位. 味の素
博士の初任給:27万5440円(修士:22万9230円)


4位. 三菱重工
博士の初任給:記載なし。
コメント:博士も採っているはずだが、初任給に記載無しなのはなぜか?


5位. NTTデータ
博士の初任給:29万550円(修士:24万2450円)
コメント:専用サイトに登録しないと初任給などの情報が見られない?もう少しオープンにしては。


6. 野村総合研究所
博士の初任給:記載なし
コメント:以前も紹介したがFAQにあるように博士を採用している。なぜか初任給に記載なし。


7. キャノン
博士の初任給:29万1000円(修士:23万8200円)
コメント:webでは初任給が全てFAQに。。。別に判りにくいところに置かなくても、結構いい額じゃないですかね(笑)。



8. 資生堂
博士の初任給:24万7550円(修士:21万9740円)


9. コニカミノルタホールディングス
博士の初任給:26万7500円(修士:23万8000円)
コメント:webには博士の初任給記載なし。


10. カゴメ
博士の初任給:記載なし。
コメント:ここは採用数も41名とかですし。。


以上、トップ10をまとめてみましたが、今は時代なのか、
理系の人気企業は食品系の会社が多いですね。家電や自動車メーカーは業績的にも厳しい様です。

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posted by ハカセ2号 at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博士の就職

2011年11月03日

博士も教員免許を取得しろ!(II)

専門分野によって違うものの、博士の学位をとってから、希望通りに大学教員などのアカデミックポストに就職をすることは難しい。
それは、多かれ少なかれ一般の就職にもいえることではあるが、必ずしも「頑張った」ことが報われるわけではなく、希望するポスト
との相性、採用側の内部事情など、本人の頑張りではどうしようも無い部分で不採用になることもある。
そういう意味でも、様々な可能性を考えて、いわゆる「潰し」がきくように資格などをとっておくのもリスクマネージメントという
意味でも重要である。

前回に引き続き、「教員免許」に関する情報を少しまとめてみよう。
まず、必ず押さえておきたいのは文部科学省のサイトである
教員免許制度の概要−教員を目指す皆さんへ−
のページである。ここに下記の記述がある。

免許状の授与を受けるための教員養成は、大学等で行われており、免許状を取得するもっとも一般的な方法です。
 具体的には、大学等において学士の学位等の基礎資格を得るとともに、文部科学大臣が認定した課程において所定の教科及び教職に関する科目の単位を修得することが必要です。

大変重要なポイントであるのは「文部科学大臣が認定した課程」で学士の過程をとっていることであり、
既に博士課程(修士課程でも)に在学している、ポスドクになっている場合、改めて教員免許を取得する場合、
卒業した学部が希望する教員免許を出していないと希望する教員にはなれないということに注意する必要がある。
その意味で、この中の
現在、教員免許資格を取得することのできる大学等は?
を見て、自分の出身学部がどのような免許を出しているのか再確認する必要があろうかと思われる。


(つづく)

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posted by ハカセ2号 at 14:08 | 博士の就職

2010年08月26日

博士も教員免許を取得しろ!(I)

博士の学位を取得したからとはいえ、必ず就職できるとは限らない。
また、助教などのアカデミックポストに
たとえ就けたとしても、任期があったり、任期が無くとも、
なかなか教授になるのは難しく、
昇格に苦労したりする。そのような博士にとって「教員免許」
という資格は意外にも重要になってくる。
それは、研究者の道をあきらめて、中学校・高校の教員になる、
という道だけではなく、大学教員・高専の教員の
公募条件に「中学・高校の教員免許(○○)を持っていることが望ましい」
などの文言を見かけることが多いのである。

教育学部の教員になろうとすると、一昔前は、理科なら理学部、国語なら文学部、
などその科目の博士をとってさえいれば、必ずしも教員免許がなくても採用されたことが
多かったのであろうが、昨今は人事の適正化の観点からも, そのような条件が付されるようになったのでは
ないかと思われる。
また、高専は、中学卒業してからの5年教育であるため、実質的な問題としても
高校の教員免許を持っていることが重要であるのは言うまでもなかろう。

また、免許を出している学部、学科においても、学生に教員免許を出すわけであるから、
大学教員が教員免許をもっている、というのはプラスにこそなれ、マイナスになる訳がない。

しかし、大学教員を目指している、研究者を目指している人は「中学・高校の教員になる気などないし」と
言って、大学4年間は専門科目に意識を集中し、余分に教職科目などの単位を取得しなければいけないので
教員免許をとろうとしないことが多いのである。

さて、次回からの数回にわたり、教員免許をとる労力は
どの程度か、また一度卒業してから教員免許をとるにはどうすればよいのか?
などについてまとめていきたいと思う。

教員免許は大学でポストを獲得する上で博士にとって重要な武器になるのである。(つづく)

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posted by ハカセ2号 at 21:44 | 博士の就職

2010年08月25日

ポスドクの就職活動(II)

近年、大学の法人化等の制度改革によって,
大学教員という職業も一昔前の「象牙の塔」という夢の場所ではなくなってきた。
もちろん大学も人間がつくる社会的な組織であるため、
そこには人間関係や競争原理など通常の社会と同じような集団力学が適用される。
しかし、それでもやはり大学教員というのは他の職業に比較すると
自由で素晴らしい職業ではないかと思う。

ポスドクからどのようなキャリアパスで大学教員となるか、
また大学教員になってからその後、どのように
キャリアを積んで出世していくか、給与などについての事情は


「教授をめざせ!」


が詳しい。ぜひ参考にされたい。

テニュアトラックという仕組みが大学に導入されていく過渡期であるが、それらについても上記サイトでは
ふれられている。


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posted by ハカセ2号 at 08:31 | TrackBack(0) | 博士の就職

2009年10月22日

博士の就職2011年はじまる!

現在博士課程後期2年目の学生は, そろそろ就職活動に意識をむけはじめたころでは
ないかと思う。例えば、
リクナビ2011
は既に会員登録受付中であるので, 企業に就職を希望する人は登録するといいだろう.

博士学位取得後、どのような職業につくか?
というのは, 専門や本人の希望で様々な業種が考えられる.

応用とは関係ない理学(素粒子理論や分類学, 生態学など)だとしても, それなりに物理学や生物学の専門性を活かした就職先は探せばあるものである。根気強く探すことをおすすめしたい。以前書いたかもしれないが, 就職というのは恋愛やお見合いと同じで, とにかくマッチングが大事で, 仮に一次試験や面接で落ちた、断られたとしても気にする必要はない。それは相手が自分に魅力を感じなかっただけ。世の中は広いのだ。博士の学位をとろうとしている貴方の根気づよさや, その専門性を活かせる、欲しいと思っている職業は必ずある. それは, 今までの小学校, 中学校, 高校, 大学と違って, 皆が進む道ではないし, 大企業でもないかもしれない. でも, その貴方の力を活かせる, 大事な仕事は絶対あって, その仕事は貴方を待っている. ぜひ諦めないでほしい。

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2009年08月08日

博士の定員割れ

博士課程に進学するのは自分への投資である。
しかし如何せんお金がかかる。海外ではお金を貰いながら
博士論文を書く(研究をする)というのが普通であるが、国内では事情が異なる。
そんななか、日刊工業新聞によると

博士課程、6年連続定員割れ−研究水準の低下懸念

修了者の就職難などが問題となっている大学院博士課程の志願者数が2009年度は延べ1万9667人にとどまり、入学定員を下回ったことが、文部科学省の学校基本調査で分かった。
 (中略) 定員充足率は66・5%まで落ち込んだ。
 一方、修士課程や専門職大学院を含めた大学院全体の学生数は0・5%増の26万3976人。社会人の割合は0・4ポイント増の20・8%まで拡大している


修士課程を博士課程とあわせて3年にして、優秀な学生はスゴい勢いで研究して社会へ出ていけばいいと思うのだが、今後の制度改革に期待しよう。
タグ:博士 博士号
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2009年01月31日

産総研,ポスドクの企業への就職支援

Slashdotより

博士号取得者(ポスドク)の正規就業を促進する観点から、ポスドクに対して汎用的能力を高める研修を行った上で、産総研と企業との共同研究等に当該企業への正規就業を視野に入れて活用することで、当該ポスドクの正規就業に結びつける取り組みを実施いたします。

とのこと.
産総研の説明ページはここ
研修期間は1年間らしく給与も出るとのこと.
読売新聞によると
就業体験中は、給与として研究職の場合で年間約450万円を支給する。研究支援職なら400万円、研究事務職は380万円だ。


結構良い条件ではないのかと思う.


posted by ハカセ2号 at 18:29 | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年09月04日

博士のワザ(I)

とにかく博士として生きていくことを決めた場合、博士として生きていく術(スベ)
を身につけていかなくてはならない。

それは何か。

何のことはない、貴賎を問わず、すべての仕事に共通の「段取り」である。
研究テーマを決めて、それにアタックし、成果がでる出ないにせよ、その過程
を科学的に分析し、報告書を書く。与えられた時間毎に。

あれこれ考えていたらキリがない。

「頭を真っ白にして書く。頭を真っ白にして考える。」

とにかく、ウダウダして止まらないこと。

動いていれば何とかなる。

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タグ:ワザ 博士
posted by ハカセ2号 at 08:58 | TrackBack(7) | 博士の就職

ポスドクの就職活動(I)

博士の就職活動は、前回まで見てきた様に、「新卒博士」であれば比較的容易にアプライすることができる。さて、片やアカデミックへポストの道へと舵を切ったポスドクたちはどうすれば良いのだろうか。

まずは基本として,

*独立行政法人科学技術振興機構 ジェイレック 研究者人材データベース

に登録して、マッチングメール機能を使うと良い。

民間企業の正社員をめざして、民間企業でポスドクをするのもよし。
より良い研究条件を求め、テニュアトラックへアプライするのもよし。
給与や福利厚生の良い民間企業の正社員へアプライするのもよし。
高専のポストに狙いをしぼるもよし。

アカデミックポストばかりが勝ち組じゃない。
いろんな価値観があるし、こればかりは運と巡り合わせ。
あまり真面目に考えすぎて、土つぼにはまらない様に。。。

恋愛と同じく、フラれても後を引きずらず、気を取り直して「次!」

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2008年03月13日

博士を評価する企業(5) 昇給率からみえてくるもの (II)

これまで就職四季報2009年版のデータを基に博士を評価する企業について考察してきた。前回は「博士を評価する企業(4), 昇給率からみえてくるもの (I)」ということで, 学部卒, 修士了, 博士了の初任給の差を比較した指標からランキングを作成して示した。さて、各社の具体的な数値は、就職四季報で見て頂くとして、ここでは化学系のライバル社である「三菱化学」と「三井化学」について具体例を見てみよう。

まず初任給の額はそれぞれ以下になっている。
三菱化学 博士了(D) 282,370 修士了(M) 240,600 学部卒(B) 212,040
三井化学 博士了(D) 285,000 修士了(M) 236,000 学部卒(B) 226,000

これから計算される、各社における学歴の違いによる初任給間の差額は、
三菱化学 M-B 28560 D-B 70330 D-M 41770
三井化学 M-B 10000 D-B 59000 D-M 49000

そして初任給の差額から1年当りの昇給率を計算すると、
三菱化学 M-B 6.52% D-B 5.90% D-M 5.48%
三井化学 M-B 2.19% D-B 4.75% D-M 6.49%
となる。
これらから判ることは、三菱化学は修士了と学部卒の初任給に多く差を付けており、それが博士了と学部卒の違いにも反映されている。一方で、博士了と修士了の差は1年当りにすると、修士了ー学部卒に比べて少なくなっている。
他方、三井化学では、1年当りにすると、学部卒より修士了、修士了より博士了という順序で優遇されている。

以上のことから、化学系のライバル会社で、待遇も一見似た2社においても、詳しく解析してみることで、明らかに有意な違いがあることが判った。
貴方の希望する業界のライバル社間ではどうなっているだろうか?ぜひ詳しく検討してみることをオススメする。
posted by ハカセ2号 at 05:48 | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年02月11日

博士を評価する企業(4), 昇給率からみえてくるもの (I)

前回の博士を評価する企業(3), 修士の初任給との差では, 新卒博士の初任給が修士の初任給より3万円以上多い企業51社のランキングを示した. 今回は, 絶対的な金額ではなく, 「昇給率」というものを指標として考えてみる. 学部, 修士で入社した学生の昇給を基準として考えると, 博士の初任給は同程度にしているか, それ以上か?ということが企業の博士への評価を表しているのではないかとも考えられる.

まず, 一般的な昇給率について,
「入社後10年の昇給率産業別比較」([転職のノウハウ] All about )というデータがある. 30~34歳の平均給与で初任給の額を割って, その7~11年程度の昇給率を出している. 平均で60%程度であるが, これを仮に一番短い7年後の昇給率だとすると, 1.6^(1/7)=1.069で約7パーセント/年, 10年だとすると, 1.6^(1/10)=1.048で約5%/年となる.

一方, これを学部, 修士の初任給の差に対して考えてみる.
修士の初任給が22万円だとして学部から2万円増えている場合, (22/20)^(1/2)=1.049
ということで, 2年間の経験は,約5%の昇給率だということになる.

入社後, 勤続年数を経て, ベテランになってくる程, 昇給率が上がっていく, というのが自然な考え方であろうと思われる. さて, 今まで紹介してきた就職四季報2009年版に基づき, 博士を採用する企業について, 昇給率を(i)学部-修士, (ii)学部-博士, (iii)修士-博士, の3パターンについて1年辺りの, 初任給に対する昇給率を計算してみた. 面白いことに, 見事にケース(1) (i) < (ii) < (iii)となっている企業とケース(2) (i) > (ii) > (iii)となっている企業に分れた. 言うまでもなく, ケース(1)の方が博士を高く評価している, 好条件を提示していることは間違いない.

ケース(1):学部→修士→博士と初任給の昇給率が高くなる企業
サントリー
新日本製鐵
大日本インキ化学工業
東洋エンジニアリング
三菱総合研究所
富士電機グループ
NTTファシリティーズ
NTTドコモ
三井化学
建設技術研究所
DOWAホールディングズ
大成建設
松下電工
日本化薬
大日本印刷
国際石油開発帝石ホールディングズ
日立建機
ACCESS
富士フィルム

ケース(2):学部→修士→博士と初任給の昇給率が低くなる企業
セイコーエプソン
旭化成グループ
東レ
コニカミノルタホールディングス
デンソー
ジェイテクト
マツダ
帝人
島津製作所
ブラザー工業
シスメックス
三菱電機
大塚製薬
第一三共
アステラス製薬
塩野義製薬
杏林製薬


もちろん, これらだけではわからず, 実際に学部卒で入社した場合の昇給率と比較する必要はあるが, 初任給からだけで博士の評価度を判断すると, 上記のように見事に2分される訳である. 具体的な数値については次回以降でみていくことにする.


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2008年02月04日

博士を評価する企業(3), 修士の初任給との差

博士を評価する企業(1), 博士を評価する企業(2)で博士が初任給で幾ら程もらえるのか?というのをみてきた. 有名企業でも10社10色といったところだろうか. しかし, 実は, 初任給の額だけみても, その企業の博士への評価は見えてこない. もちろん高いに越したことはないが, 修士の初任給でも企業によって高い低いはあるからだ. 幾ら26万円ほどでも, 修士+1万円とかでは博士を評価してもらっているとは言い難い. そこで今回は, 博士の初任給で修士より3万円以上差をつけている企業51社を今までと同様に就職四季報2009年版から差額の大きい順にリストアップしよう.

サントリー 80790
新日本製鐵 67500
大日本インキ化学工業 57890
東洋エンジニアリング 56000
三菱総合研究所 51700
旭硝子 50000
三井化学 49000
NTTドコモ 48510
NTTファシリティーズ 48490
富士電機グループ 47700
DOWAホールディングズ 43500
建設技術研究所 43000
三菱化学 41770
松下電工 40500
大成建設 40000
旭化成グループ 39890
東レ 39080
不二越 38850
日本板硝子 38300
日本製紙(日本製鉄グループ) 38000
セイコーエプソン 36000
国際石油開発帝石ホールディングズ 35960
帝人 35550
コニカミノルタホールディングス 35500
富士フィルム 35100
日本化薬 35000
大日本印刷 34000
マツダ 34000
デンソー 34000
ジェイテクト 34000
大塚製薬 34000
第一三共 34000
アステラス製薬 34000
塩野義製薬 34000
杏林製薬 34000
中外製薬 34000
日立建機 33200
ニコン 33000
島津製作所 32920
参天製薬 32500
ACCESS 32000
ブラザー工業 32000
科研製薬 32000
シスメックス 32000
大正製薬 32000
東洋インキ製造 31640
三菱電機 31500
栗田工業 31300
王子製紙 31100
セントラル硝子 30643
ヤクルト 30200

相変わらず, サントリーがトップである. 博士を評価する企業(1)で紹介した会社と, 一部上位の会社は変わらないが, 面白いのは, 製薬系がランクを落とし, 代わりにメーカー系がランクを上げていることだ. つまり, 製薬系は修士の初任給も高いため, 相対的に博士の初任給が上がっているものと考えることができる.
化学系はここでも高評価である.

次回はさらに学部ー修士の初任給の差も考慮した, 「博士を評価する企業」ランキングを紹介する. これまでより, もっと明確に「博士を評価する企業」がみえてくる.

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2008年02月01日

博士を評価する企業(2) 有名企業

以前のエントリー博士を評価する企業(1)では博士の初任給の高いトップ20企業を紹介した. 例えば, サントリーと東洋エンジニアリングは30万円を超える初任給を博士に払っている. このように, 初任給で博士に対する高い評価を表明している企業も多い. ただ, 一般的にあまり知られていない企業も多い. そのような本質的な優良企業にこそ博士は行くべきなのだが, 博士だって人の子. 名前の売れている企業に就職したい, というのもあるだろう.
そこで今回は, 独断と偏見で『有名企業』20数社について新卒博士, 博士修了の初任給を就職四季報2009年版から初任給の高い順にリストアップしてみた. (前回と重複あり)

サントリー 319,500
東レ 289,550
旭化成グループ 288,390
ニコン 287,000
NTTドコモ 282,130
中外製薬 281,600
大塚製薬 278,000
富士フィルム 276,500
大正製薬 276,000
帝人 274,150
出光興産 268,140
コニカミノルタホールディングス 266,500
花王 261,000
セイコーエプソン 260,000
島津製作所 258,420
マツダ 258,000
三菱電機 257,500
任天堂 253,000
ヤクルト 252,700
京セラ 248,500
ヤマハ 246,500
ミズノ 245,000
カゴメ 244,850
日本メナード化粧品 230,000
キューピー 229,300

ちなみにトヨタ自動車はなぜか載っていなかった. 以前のエントリー「人気企業の博士採用」書いた様に
【07年4月実績】博士修了/月給25万7000円
だそうである. また, ソニーは能力給だそうである.

就職四季報 2009年版
巻末の『業種別・博士課程修了予定者を採用する会社276社』は必見!



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2008年01月30日

博士を評価する企業(1) 初任給の額

人気企業の博士採用の記事で書いたが, (修士・大学生が選ぶ)人気企業で博士の採用をおこなっているところは多い. さすが大企業, 「それぐらいのキャパはあるよ」と言わんばかりである.

今日から, しばらく就職四季報2009年版を片手に博士の就職について有用な情報をリストアップしていこう.

企業が博士に対してどういう評価をしているか. 提示している初任給をみれば一目瞭然である. 新卒博士に対する初任給のベスト20を以下に示そう.

サントリー 319,500
東洋エンジニアリング 300,000
大日本インキ化学工業 295,510
新日本製鐵 293,000
三菱総合研究所 290,600
旭硝子 290,000
東レ 289,550
旭化成グループ 288,390
ニコン 287,000
三井化学 285,000
DOWAホールディングズ 282,500
三菱化学 282,370
NTTドコモ 282,130
NTTファシリティーズ 281,980
中外製薬 281,600
国際石油開発帝石ホールディングズ 279,460
大塚製薬 278,000
第一三共 278,000
アステラス製薬 278,000
塩野義製薬 278,000
杏林製薬 278,000


新卒博士の助教で28万程度もらえると思うと, 企業に行くのなら同程度かそれ以上欲しいのが人情(?)だろうか. 専門があえばサントリーをめざすべきだし, 博士進学前の人は就職も考えて分野を選ぶべきではと思う. 化学・製薬系は初任給がメーカー系に比べ, 総じて高い様だ. 就職四季報 2009年版には「博士採用あり」のマークがページ上下にあったりして新卒博士向けにも優しく嬉しい.
巻末の『業種別・博士課程修了予定者を採用する会社276社』は必見!

就職四季報 2009年版
『就職四季報 2009年版』(東洋経済新報社)



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2008年01月23日

人気企業の博士採用

日経ナビ2008「人気企業ランキング・理系」
のうち上位50位中、博士採用に関して記述のある企業を以下に示します。

1. トヨタ自動車
【07年4月実績】博士修了/月給25万7000円

2. 松下電器産業
博士採用ページ

3. 日立製作所
日立返仁会

5. ソニー
ドクターコース(博士課程後期)修了見込みの方の採用は、通年で積極的に行っています。

6. キャノン

2008年4月〜2009年3月までに高専・大学卒業、大学院修士・博士課程修了見込みの方

7. シャープ

Q8. 博士課程に在籍しているのですが。
A8. 博士課程の方は、高度な専門性が要求されます。さらに、研究内容がシャープの事業・研究領域に合っているか、
その専門能力に対し、職場のニーズがあるかどうかということも大きく問われます。
そのため、エントリーシート通過後個別の対応をとらせていただいています。
まずは自由応募のスケジュールにしたがってエントリーシートをご送付ください。


9. 富士通
なお、博士卒についても、上記とは別に積極的に採用します。

10. NEC
Q4. 博士課程修了者の採用予定はありますか?
A4. 博士の方の採用も行っております。毎年多くの博士の方が入社し活躍しています。

14. 日産自動車
応募資格:大学院を修了見込の方(修士の方は修士の学位、博士の方については博士号取得見込)。

15. 旭化成グループl
博士 289,250円
18. 武田薬品工業
博士卒=278,000円

19. 野村総研
Q4. 博士課程(修士課程後期)修了見込みの学生を採用していますか?
A. 採用しています。大学院修士の方と同じ採用スケジュールで行っています。
キャリアエントリーシートについては修士版を利用してください。


40. 花王
博士了 月給261,000円 (2007年4月現在)

41. 味の素
博士了-275,340円

45. 東レ
博士了 274,800円

50. 富士フィルム
博士了:276,500円

50. マツダ
博士了 25万8,000円/月


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