2009年01月31日

産総研,ポスドクの企業への就職支援

Slashdotより

博士号取得者(ポスドク)の正規就業を促進する観点から、ポスドクに対して汎用的能力を高める研修を行った上で、産総研と企業との共同研究等に当該企業への正規就業を視野に入れて活用することで、当該ポスドクの正規就業に結びつける取り組みを実施いたします。

とのこと.
産総研の説明ページはここ
研修期間は1年間らしく給与も出るとのこと.
読売新聞によると
就業体験中は、給与として研究職の場合で年間約450万円を支給する。研究支援職なら400万円、研究事務職は380万円だ。


結構良い条件ではないのかと思う.


posted by ハカセ2号 at 18:29 | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年11月18日

ミラーサイト or 移転

ミラーサイトをはてなに作る予定です.使い勝手が良い様なら移転します.
http://d.hatena.ne.jp/hakase-shushoku/
posted by ハカセ2号 at 16:33 | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年09月04日

博士のワザ(I)

とにかく博士として生きていくことを決めた場合、博士として生きていく術(スベ)
を身につけていかなくてはならない。

それは何か。

何のことはない、貴賎を問わず、すべての仕事に共通の「段取り」である。
研究テーマを決めて、それにアタックし、成果がでる出ないにせよ、その過程
を科学的に分析し、報告書を書く。与えられた時間毎に。

あれこれ考えていたらキリがない。

「頭を真っ白にして書く。頭を真っ白にして考える。」

とにかく、ウダウダして止まらないこと。

動いていれば何とかなる。

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タグ:ワザ 博士
posted by ハカセ2号 at 08:58 | TrackBack(7) | 博士の就職

ポスドクの就職活動(I)

博士の就職活動は、前回まで見てきた様に、「新卒博士」であれば比較的容易にアプライすることができる。さて、片やアカデミックへポストの道へと舵を切ったポスドクたちはどうすれば良いのだろうか。

まずは基本として,

*独立行政法人科学技術振興機構 ジェイレック 研究者人材データベース

に登録して、マッチングメール機能を使うと良い。

民間企業の正社員をめざして、民間企業でポスドクをするのもよし。
より良い研究条件を求め、テニュアトラックへアプライするのもよし。
給与や福利厚生の良い民間企業の正社員へアプライするのもよし。
高専のポストに狙いをしぼるもよし。

アカデミックポストばかりが勝ち組じゃない。
いろんな価値観があるし、こればかりは運と巡り合わせ。
あまり真面目に考えすぎて、土つぼにはまらない様に。。。

恋愛と同じく、フラれても後を引きずらず、気を取り直して「次!」

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2008年03月13日

博士を評価する企業(5) 昇給率からみえてくるもの (II)

これまで就職四季報2009年版のデータを基に博士を評価する企業について考察してきた。前回は「博士を評価する企業(4), 昇給率からみえてくるもの (I)」ということで, 学部卒, 修士了, 博士了の初任給の差を比較した指標からランキングを作成して示した。さて、各社の具体的な数値は、就職四季報で見て頂くとして、ここでは化学系のライバル社である「三菱化学」と「三井化学」について具体例を見てみよう。

まず初任給の額はそれぞれ以下になっている。
三菱化学 博士了(D) 282,370 修士了(M) 240,600 学部卒(B) 212,040
三井化学 博士了(D) 285,000 修士了(M) 236,000 学部卒(B) 226,000

これから計算される、各社における学歴の違いによる初任給間の差額は、
三菱化学 M-B 28560 D-B 70330 D-M 41770
三井化学 M-B 10000 D-B 59000 D-M 49000

そして初任給の差額から1年当りの昇給率を計算すると、
三菱化学 M-B 6.52% D-B 5.90% D-M 5.48%
三井化学 M-B 2.19% D-B 4.75% D-M 6.49%
となる。
これらから判ることは、三菱化学は修士了と学部卒の初任給に多く差を付けており、それが博士了と学部卒の違いにも反映されている。一方で、博士了と修士了の差は1年当りにすると、修士了ー学部卒に比べて少なくなっている。
他方、三井化学では、1年当りにすると、学部卒より修士了、修士了より博士了という順序で優遇されている。

以上のことから、化学系のライバル会社で、待遇も一見似た2社においても、詳しく解析してみることで、明らかに有意な違いがあることが判った。
貴方の希望する業界のライバル社間ではどうなっているだろうか?ぜひ詳しく検討してみることをオススメする。
posted by ハカセ2号 at 05:48 | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年02月11日

博士を評価する企業(4), 昇給率からみえてくるもの (I)

前回の博士を評価する企業(3), 修士の初任給との差では, 新卒博士の初任給が修士の初任給より3万円以上多い企業51社のランキングを示した. 今回は, 絶対的な金額ではなく, 「昇給率」というものを指標として考えてみる. 学部, 修士で入社した学生の昇給を基準として考えると, 博士の初任給は同程度にしているか, それ以上か?ということが企業の博士への評価を表しているのではないかとも考えられる.

まず, 一般的な昇給率について,
「入社後10年の昇給率産業別比較」([転職のノウハウ] All about )というデータがある. 30~34歳の平均給与で初任給の額を割って, その7~11年程度の昇給率を出している. 平均で60%程度であるが, これを仮に一番短い7年後の昇給率だとすると, 1.6^(1/7)=1.069で約7パーセント/年, 10年だとすると, 1.6^(1/10)=1.048で約5%/年となる.

一方, これを学部, 修士の初任給の差に対して考えてみる.
修士の初任給が22万円だとして学部から2万円増えている場合, (22/20)^(1/2)=1.049
ということで, 2年間の経験は,約5%の昇給率だということになる.

入社後, 勤続年数を経て, ベテランになってくる程, 昇給率が上がっていく, というのが自然な考え方であろうと思われる. さて, 今まで紹介してきた就職四季報2009年版に基づき, 博士を採用する企業について, 昇給率を(i)学部-修士, (ii)学部-博士, (iii)修士-博士, の3パターンについて1年辺りの, 初任給に対する昇給率を計算してみた. 面白いことに, 見事にケース(1) (i) < (ii) < (iii)となっている企業とケース(2) (i) > (ii) > (iii)となっている企業に分れた. 言うまでもなく, ケース(1)の方が博士を高く評価している, 好条件を提示していることは間違いない.

ケース(1):学部→修士→博士と初任給の昇給率が高くなる企業
サントリー
新日本製鐵
大日本インキ化学工業
東洋エンジニアリング
三菱総合研究所
富士電機グループ
NTTファシリティーズ
NTTドコモ
三井化学
建設技術研究所
DOWAホールディングズ
大成建設
松下電工
日本化薬
大日本印刷
国際石油開発帝石ホールディングズ
日立建機
ACCESS
富士フィルム

ケース(2):学部→修士→博士と初任給の昇給率が低くなる企業
セイコーエプソン
旭化成グループ
東レ
コニカミノルタホールディングス
デンソー
ジェイテクト
マツダ
帝人
島津製作所
ブラザー工業
シスメックス
三菱電機
大塚製薬
第一三共
アステラス製薬
塩野義製薬
杏林製薬


もちろん, これらだけではわからず, 実際に学部卒で入社した場合の昇給率と比較する必要はあるが, 初任給からだけで博士の評価度を判断すると, 上記のように見事に2分される訳である. 具体的な数値については次回以降でみていくことにする.


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posted by ハカセ2号 at 18:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年02月04日

博士を評価する企業(3), 修士の初任給との差

博士を評価する企業(1), 博士を評価する企業(2)で博士が初任給で幾ら程もらえるのか?というのをみてきた. 有名企業でも10社10色といったところだろうか. しかし, 実は, 初任給の額だけみても, その企業の博士への評価は見えてこない. もちろん高いに越したことはないが, 修士の初任給でも企業によって高い低いはあるからだ. 幾ら26万円ほどでも, 修士+1万円とかでは博士を評価してもらっているとは言い難い. そこで今回は, 博士の初任給で修士より3万円以上差をつけている企業51社を今までと同様に就職四季報2009年版から差額の大きい順にリストアップしよう.

サントリー 80790
新日本製鐵 67500
大日本インキ化学工業 57890
東洋エンジニアリング 56000
三菱総合研究所 51700
旭硝子 50000
三井化学 49000
NTTドコモ 48510
NTTファシリティーズ 48490
富士電機グループ 47700
DOWAホールディングズ 43500
建設技術研究所 43000
三菱化学 41770
松下電工 40500
大成建設 40000
旭化成グループ 39890
東レ 39080
不二越 38850
日本板硝子 38300
日本製紙(日本製鉄グループ) 38000
セイコーエプソン 36000
国際石油開発帝石ホールディングズ 35960
帝人 35550
コニカミノルタホールディングス 35500
富士フィルム 35100
日本化薬 35000
大日本印刷 34000
マツダ 34000
デンソー 34000
ジェイテクト 34000
大塚製薬 34000
第一三共 34000
アステラス製薬 34000
塩野義製薬 34000
杏林製薬 34000
中外製薬 34000
日立建機 33200
ニコン 33000
島津製作所 32920
参天製薬 32500
ACCESS 32000
ブラザー工業 32000
科研製薬 32000
シスメックス 32000
大正製薬 32000
東洋インキ製造 31640
三菱電機 31500
栗田工業 31300
王子製紙 31100
セントラル硝子 30643
ヤクルト 30200

相変わらず, サントリーがトップである. 博士を評価する企業(1)で紹介した会社と, 一部上位の会社は変わらないが, 面白いのは, 製薬系がランクを落とし, 代わりにメーカー系がランクを上げていることだ. つまり, 製薬系は修士の初任給も高いため, 相対的に博士の初任給が上がっているものと考えることができる.
化学系はここでも高評価である.

次回はさらに学部ー修士の初任給の差も考慮した, 「博士を評価する企業」ランキングを紹介する. これまでより, もっと明確に「博士を評価する企業」がみえてくる.

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posted by ハカセ2号 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年02月01日

博士を評価する企業(2) 有名企業

以前のエントリー博士を評価する企業(1)では博士の初任給の高いトップ20企業を紹介した. 例えば, サントリーと東洋エンジニアリングは30万円を超える初任給を博士に払っている. このように, 初任給で博士に対する高い評価を表明している企業も多い. ただ, 一般的にあまり知られていない企業も多い. そのような本質的な優良企業にこそ博士は行くべきなのだが, 博士だって人の子. 名前の売れている企業に就職したい, というのもあるだろう.
そこで今回は, 独断と偏見で『有名企業』20数社について新卒博士, 博士修了の初任給を就職四季報2009年版から初任給の高い順にリストアップしてみた. (前回と重複あり)

サントリー 319,500
東レ 289,550
旭化成グループ 288,390
ニコン 287,000
NTTドコモ 282,130
中外製薬 281,600
大塚製薬 278,000
富士フィルム 276,500
大正製薬 276,000
帝人 274,150
出光興産 268,140
コニカミノルタホールディングス 266,500
花王 261,000
セイコーエプソン 260,000
島津製作所 258,420
マツダ 258,000
三菱電機 257,500
任天堂 253,000
ヤクルト 252,700
京セラ 248,500
ヤマハ 246,500
ミズノ 245,000
カゴメ 244,850
日本メナード化粧品 230,000
キューピー 229,300

ちなみにトヨタ自動車はなぜか載っていなかった. 以前のエントリー「人気企業の博士採用」書いた様に
【07年4月実績】博士修了/月給25万7000円
だそうである. また, ソニーは能力給だそうである.

就職四季報 2009年版
巻末の『業種別・博士課程修了予定者を採用する会社276社』は必見!



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posted by ハカセ2号 at 06:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年01月30日

博士を評価する企業(1) 初任給の額

人気企業の博士採用の記事で書いたが, (修士・大学生が選ぶ)人気企業で博士の採用をおこなっているところは多い. さすが大企業, 「それぐらいのキャパはあるよ」と言わんばかりである.

今日から, しばらく就職四季報2009年版を片手に博士の就職について有用な情報をリストアップしていこう.

企業が博士に対してどういう評価をしているか. 提示している初任給をみれば一目瞭然である. 新卒博士に対する初任給のベスト20を以下に示そう.

サントリー 319,500
東洋エンジニアリング 300,000
大日本インキ化学工業 295,510
新日本製鐵 293,000
三菱総合研究所 290,600
旭硝子 290,000
東レ 289,550
旭化成グループ 288,390
ニコン 287,000
三井化学 285,000
DOWAホールディングズ 282,500
三菱化学 282,370
NTTドコモ 282,130
NTTファシリティーズ 281,980
中外製薬 281,600
国際石油開発帝石ホールディングズ 279,460
大塚製薬 278,000
第一三共 278,000
アステラス製薬 278,000
塩野義製薬 278,000
杏林製薬 278,000


新卒博士の助教で28万程度もらえると思うと, 企業に行くのなら同程度かそれ以上欲しいのが人情(?)だろうか. 専門があえばサントリーをめざすべきだし, 博士進学前の人は就職も考えて分野を選ぶべきではと思う. 化学・製薬系は初任給がメーカー系に比べ, 総じて高い様だ. 就職四季報 2009年版には「博士採用あり」のマークがページ上下にあったりして新卒博士向けにも優しく嬉しい.
巻末の『業種別・博士課程修了予定者を採用する会社276社』は必見!

就職四季報 2009年版
『就職四季報 2009年版』(東洋経済新報社)



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posted by ハカセ2号 at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 博士の就職

2008年01月23日

人気企業の博士採用

日経ナビ2008「人気企業ランキング・理系」
のうち上位50位中、博士採用に関して記述のある企業を以下に示します。

1. トヨタ自動車
【07年4月実績】博士修了/月給25万7000円

2. 松下電器産業
博士採用ページ

3. 日立製作所
日立返仁会

5. ソニー
ドクターコース(博士課程後期)修了見込みの方の採用は、通年で積極的に行っています。

6. キャノン

2008年4月〜2009年3月までに高専・大学卒業、大学院修士・博士課程修了見込みの方

7. シャープ

Q8. 博士課程に在籍しているのですが。
A8. 博士課程の方は、高度な専門性が要求されます。さらに、研究内容がシャープの事業・研究領域に合っているか、
その専門能力に対し、職場のニーズがあるかどうかということも大きく問われます。
そのため、エントリーシート通過後個別の対応をとらせていただいています。
まずは自由応募のスケジュールにしたがってエントリーシートをご送付ください。


9. 富士通
なお、博士卒についても、上記とは別に積極的に採用します。

10. NEC
Q4. 博士課程修了者の採用予定はありますか?
A4. 博士の方の採用も行っております。毎年多くの博士の方が入社し活躍しています。

14. 日産自動車
応募資格:大学院を修了見込の方(修士の方は修士の学位、博士の方については博士号取得見込)。

15. 旭化成グループl
博士 289,250円
18. 武田薬品工業
博士卒=278,000円

19. 野村総研
Q4. 博士課程(修士課程後期)修了見込みの学生を採用していますか?
A. 採用しています。大学院修士の方と同じ採用スケジュールで行っています。
キャリアエントリーシートについては修士版を利用してください。


40. 花王
博士了 月給261,000円 (2007年4月現在)

41. 味の素
博士了-275,340円

45. 東レ
博士了 274,800円

50. 富士フィルム
博士了:276,500円

50. マツダ
博士了 25万8,000円/月


posted by ハカセ2号 at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(3) | 博士の就職

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